塗膜の劣化画像集


塗装には建物などの被塗物を劣化から守る保護機能があります。
しかし、塗膜の保護機能も様々な要因で徐々に劣化していきます。





光沢の低下



最近では艶消しの塗料を使う住宅も増えてきましたが、艶ありの塗料を使った住宅では非常にわかりやすい劣化現象です。

下の画像は同一の建物の外壁です。


北・東面 光沢あり チョーキング無し
南面 光沢ややあり 一部チョーキング
西面 光沢が低下 全体的にチョーキング



ウレタン塗料で塗り替え、ちょうど7年経過。  







シーリングに
起因する汚染

                      







雨だれによる汚染

                           









チョーキング
(白亜化)

チョーキングとは、塗膜が劣化し、塗膜表面が粉状になっていく初期の劣化現象。

太陽光がよくあたる面で起こります。


              






塗膜の状態的に以上の現象が一部に出ている程度なら、塗膜の性能はまだ健全の部類といえます。






かび・藻・苔
エフロ等発生



カビの付着により美観が損なわれている。北面や湿気のある場所に発生しやすい。


                            







鉄部の錆

赤さびは、水分や空気中の酸素と反応して酸化鉄となる現象です。のあたる外の鉄部で、水捌けが悪いと浸食が早い


                          







木部

               






さび発生については早めの点検が必要
鉄部木部等は外壁と同じサイクルの塗り替えでは無理がある場合も多いので部位的に早期な塗り替えも考慮しましょう。


外部階段・手すり・ウッドデッキだけ塗って欲しいというご依頼もよくあります。






塗膜下地
シーリング等の
ひび割れ
膨れ・浮き


ひび割れは放置すると炭酸ガスやの浸入により、モルタル・コンクリートの中性化を促進漏水の原因になります


                                     







塗膜のはがれ

                 



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