塗装の目的(役割)とは、被塗装物の保護と美装と機能配色である。 保護は、被塗装物を劣化、腐食から長期間保護し耐用年数をのばす事。 美装は、人に美しさを与え色により生活環境を快適にし、作業環境では仕事の能率向上にも役立つ。 機能配色では、交通標識.危険表示など色による安全保持・危険予知等に役立つ。 |
現在塗替市場で盛んに使用されている塗料と言うと、 超耐候性・耐久性・防かび・低汚染・遮熱等、いろいろな付可価値機能を持った塗料です。 その機能の1つであるについて調べてみようと思います。 |
大気中に漂うチリ・ほこり・排気ガス等が外壁等の塗膜に付着し、 日々の生活のなかで自然に少しずつ汚れていきます。 建物の構造に起因して、雨筋やシーリング材の影響を受けて発生する汚れ等は 短期間で美感をそこねるものとなってしまいます。 あまり過酷な条件下では、低汚染塗料の機能を十分に発揮出来ない場合もあると思います。 |
塗膜表面に親水性の機能が発揮されるまでには、少し期間が(3〜4ケ月位らしいです。)かかるそうなので 塗装後初期段階での汚染が著しいとどうなのか?耐候性・耐久性は、長い年月をかけないと効果がわかりませんが、 低汚染性の効果(持続性.経年変化等)なら短期間で目視確認する事が可能です。 そこで数種の条件下で汚染の状況変化を日々確認出来たらと思い、各社低汚染形塗料について検証する事にしました。 |